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太陽光発電は屋根に設置するケースが多いですが、庭に設置することもできます。ここでは、太陽光発電を庭に設置するメリット・デメリットを解説します。
屋根スペースよりも大きい庭に太陽光発電を設置すると、発電量が増えます。屋根よりも多くパネルを設置できるためです。広い庭ならソーラーパネルを大量に設置し、発電量を増やせます。発電量が増えると売電収入を増やすことが可能です。
また自宅に太陽光発電を設置する場合、固定価格買取制度(FIT)が適用されます。FITとは、一定期間、同じ金額で電力を買い取ってくれる制度のこと。10kW未満の「住居用」なら10年間、10kW以上の「産業用」なら20年間の買取保証があります。このように、ソーラーパネルが多いほうが長期間買電できるのです。
太陽光発電を屋根に設置する場合と比べて、庭に設置する場合のほうが工事が簡単なメリットがあります。自宅の屋根が複雑な形状をしているとソーラーパネルを設置できない可能性がありますが、庭への設置なら容易に行えるのです。
庭に設置することで、メンテナンスが容易に行えるメリットがあります。屋根に取り付ける場合、屋根に登って作業を行わなくてはいけませんが、庭に設置する場合ならそのような手間がかかりません。高所作業よりも、危険性をより減らせます。
太陽光発電を庭に設置する場合、盗難のリスクが高まる点には注意が必要です。容易に敷地内に侵入し、誰も見ていない時間帯を見計らって盗まれる可能性があります。ソーラーパネルの盗難を防ぐためには、防犯カメラの設置や保険への加入などの対策が必要です。
太陽光発電を庭に設置する場合、屋根に設置する場合では考えられない事故が発生するリスクがあります。具体的には、配線によるトラブルが考えられるでしょう。配線に引っかかってけがをしたり、配線が切れて出火したりする危険性があります。飛来物による故障のリスクもあるため、その点も理解の上で検討しましょう。
太陽光発電を庭に設置する場合、除草作業が必要になります。雑草を放置しておくと、雑草の影により発電効果を低下させる可能性があるためです。除草シートを貼る、除草剤をまく、定期的に除草作業を業者に依頼するなどして対策しましょう。
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