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電気代の節約のために、太陽光発電の導入を検討している方は多いと思います。ここでは、太陽光発電を検討中の方に、太陽光発電の設置費用の相場価格や必要な設備、費用の推移について解説します。
太陽光発電の設置費用の平均価格は、経済産業省の調査によると、2020年で28.0万円/kwです。費用の内訳を下記の図にまとめました。
太陽光発電パネル | 14.5万円 |
工事費 | 7.1万円 |
パワーコンディショナー | 4.2万円 |
架台 | 2.1万円 |
その他 | 0.2万円 |
合計 | 28.0万円 |
太陽光発電に必要な設備は主に6つあります。
太陽光発電パネルはソーラーパネルとも呼ばれます。太陽光をエネルギーに変換する太陽電池が集まっています。1枚ごとに単価が決められていて、設置する枚数が増えれば増えるほど設置費用が高くなります。
太陽光発電パネルで生み出した電力を、家庭で使う交流電流に変換する設備です。交流電流に返還するときに電力ロスが発生するので、なるべく変換効率の良いものを選ぶことをおすすめします。また、設置する場所が屋内か屋外かでモデルが変わるので注意が必要です。
架台は、地面に設置するときに必要なものです。素材はステンレスやスチール、アルミがあります。耐久性に優れているのはステンレスですが、その分費用が高くなる傾向にあります。
発電量や売電量をモニター上で確認できる設備です。多くのメーカーでは、オプション扱いですが、設置することで、電気の消費量がわかるようになり、電力の有効活用にもつながります。
電力会社に電力を売る売電量と、電気を購入した買電量を計測する設備です。計測の誤差を防ぐためにも、容量が十分にある電力量計を設置するとよいでしょう。
蓄電池を設置することで、発電した電力を貯められます。蓄電池を設置しない場合もありますが、昼間に発電した電気を夜間に使うなど、発電した電気を効率的に使いたいときに便利です。
太陽光発電の設置費用の平均値は年々下がっています。2012年からの設置費用の平均値を表にまとめました。
2012年は46.5万円/kwで、10年間で18万円以上も価格が下がっています。
設置費用が低下している理由としては、技術開発が進み、高品質のパネルが低価格で販売できるようになったことや、太陽光発電が普及し、量産できるようになったことがあげられます。2024年度、2025年度も費用は低下すると想定されています。
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