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一体型太陽光発電とは、太陽光パネルや周辺機器・部材などが屋根と一体となっているシステムのこと。ここでは、一体型太陽光発電のメリットとデメリットを解説します。
一体型太陽光発電は、すき間なくソーラーパネルを設置できます。屋根置き型太陽光発電の場合、屋根の形状に合ったソーラーパネルを選んだとしても、前面に敷き詰めるのは難しいです。一体型太陽光発電は屋根材にソーラーパネルが組み込まれているため、どのような屋根の形状であってもすき間なく効率的にソーラーパネルを設置できます。
一体型太陽光発電は屋根全面がソーラーパネルになっているため、屋根置き型太陽光発電と比べて太陽光を受ける面積が広くなり、より多くの発電量が見込めます。発電量が多いと自家消費する分以上に発電でき、売電に回す余剰電力を多く生み出すことが可能です。
一体型太陽光発電を導入する場合、屋根塗装の手間を省略できるメリットがあります。一般的な屋根の場合は色あせが発生する影響で10~15年ごとのメンテナンスが必要になりますが、屋根一体型のソーラーパネルの場合は退色劣化がないため、定期的な塗り替えを行わなくて良いです。通常屋根の塗装には40~60万円程度の費用がかかるため、その分のメンテナンス費用を節約できるのは魅力的なポイントといえるでしょう。
一体型太陽光発電は雨漏りのリスクが少ないです。屋根置き型太陽光発電の場合、設置時に屋根材に固定用の穴を開けるため、施工不良や経年劣化などにより雨漏りが起きてしまう可能性があります。一体型太陽光発電は屋根とソーラーパネルが一体となっているため、屋根材に穴を開けずに設置可能です。
一体型太陽光発電は、屋根置き型と比べて費用が高額なデメリットがあります。一般的な住宅用太陽光発電で導入される5kWhの場合の初期費用は200万円程度が目安となり、屋根置き型と比べて50万円以上高いです。初期費用は高額なものの、業者によっては値引き交渉も可能なため、複数社に見積もり依頼を出してみると良いでしょう。
一体型太陽光発電は架台がなく熱を放出できるスペースがないため、熱がこもり発電効率が下がりやすいデメリットがあります。太陽光パネルの標目温度が上昇すると発電効率の低下につながるため、一体型太陽光発電を導入する際は熱に強いタイプを選択することが大切です。
屋根置き型太陽光発電の場合は屋根と分離しているため固定資産税がかかりませんが、一体型太陽光発電は屋根とソーラーパネルが一体化しているため、固定資産税がかかります。容量が4kWhのソーラーパネルの場合は約5,000円かかります。税金の負担が増える点をあらかじめ理解しておきましょう。
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