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太陽光発電設備を導入する際、設備によってはメンテナンスが重要になります。ここでは、太陽光発電になぜメンテナンスが必要なのか、費用の相場とともに紹介します。
家庭用(住宅用)太陽光発電設備は、パネル・パワーコンディショナー・集電箱・配線・ブレーカー・電力量計・架台などについて、安定的に稼働させるために定期的なメンテナンスを行いましょう。
年に1回はモジュールの汚れの清掃、破損や傷のチェック、部品交換の必要性をチェックしなければなりません。メンテナンスでは、正しく数値がとれているかの測定試験も必要になります。
発電設備のメンテナンスを定期的に行うことで、万が一の事故や不具合を未然に予防することができます。
太陽光発電設備は3~4年ごとに1回程度の定期点検があり、経済産業省が出している情報によると、定期点検は1回あたり2.9万円とのこと。
定期点検以外だと、メーカーの保証期間内であれば出張費用はかからないことがほとんどです。保証期間を過ぎており部品の交換が必要になる場合は、点検費用と部品代は別で実費精算となります。電気系統の精密点検は80,000円前後が相場となります。
草刈り・除草剤散布はいずれも50,000円〜が相場です。防草シートは面積によって費用が異なるため、見積もりをとって比較しましょう。
パネルの清掃は、基本料金が10,000円程度〜に加え、パネル1枚あたり500円~1,000円となります。25枚のパネルであれば、トータルで40,000円以下が目安です。
屋根など、直接登っていけない場所での点検・清掃には専用の足場が必要になります。相場としては50,000~100,000円程度が目安となります。
太陽光発電のメンテナンスは、初回のみ設置から1年後を目安に行います。その後は4年に1度程度、ただしメーカー保証がきれる直前にも1回行っておくと良いでしょう。
設置場所によっては、こまめな点検が必要になります。たとえば海岸に近い重塩害地域や風雪の多い地域では、4年よりも短い間隔での点検がおすすめです。
地震や台風などの災害が発生した直後は、傷の有無やズレの確認のためにメンテナンスを依頼しておくと安心です。
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