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近年は雪国に強い太陽光発電・蓄電池も増えているので、雪国であっても太陽光発電システム自体は問題なく機能します。
ただし、屋根の全面に太陽光パネルを設置すると屋根の雪止めが機能しなくなり、落雪のリスクが高まるため注意が必要です。
ここでは、雪国で太陽光発電システムを導入する上で起こり得るトラブル、積雪が及ぼす家庭の太陽光発電への影響、設置する際に意識すべきポイントについてわかりやすくご紹介します。
積雪が太陽光発電に与える影響として、主に発電量の低下や太陽光発電設備の損傷、落雷の危険などがあります。
太陽光パネル全体に雪が積もった状態が続くと、日光が太陽光パネルにあたらないため発電量に影響が。
雪の重さによっては、太陽光パネルの損壊や架台の倒壊などが起こり、太陽光発電設備に悪影響を及ぼす可能性もあります。
一般的な屋根と同じように雪かきを行うとパネルを破損する恐れがあるため、自然に雪が落ちるように設置するのが良いでしょう。
雪国で太陽光発電システムを導入する際は落雪・降雪対策も欠かせません。メーカーの設置基準を遵守して、落雪防止用の強固な雪止めを設置してくれる業者を選びましょう。
雪国で太陽光発電を設置する際のポイントとして、未然に積雪や降雪、落雪などによる事故を防ぐ意識づくりが大切です。住宅用の太陽光モジュールは、屋根の上に設置することが多いので、落雪防止対策が必要になります。
軒先の辺りにある程度のスペースを確保して、雪止めがしっかり機能するように太陽光パネルを設置してもらいましょう。また、軒先に金網のような落雪防止設備を設置するケースもあります。
メーカーの例として、雪が多いカナダにあるカナディアンソーラーは5400Paの積雪耐性を備えています。
雪国で太陽光発電システムの導入を考えている方は、信頼できる積雪・降雪対策を行っている業者に依頼することをおすすめします。太陽光発電設備の発電量を最大限に活かすための設置方法や、落雪によるトラブルの防止など、雪国特有の留意点があるためです。
ただし、積雪・降雪対策がしっかりしていても、太陽光発電システム自体の機能が優れていなければ意味がありません。積雪・降雪対策に加えて、製品の機能、サポート体制、保証内容などを鑑みて、複数の業者を比較検討してみてください。
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